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現役引退の阿部勇樹、浦和サポーターへ大きな感謝「声援、拍手、後押しが何度も立ち上がらせてくれた」

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サポーターへ向けて挨拶をする阿部と横断幕でメッセージを送ったサポーター [写真]=清原茂樹 拡大
サポーターへ向けて挨拶をする阿部と横断幕でメッセージを送ったサポーター [写真]=清原茂樹
 27日に行われた明治安田生命J1リーグ第37節の浦和レッズvs清水エスパルス後、今季限りで現役を引退する阿部勇樹のセレモニーが行われた。

 40歳となった阿部は14日に現役引退を会見で発表。サポーターに向けて直接報告するのは今回のセレモニーとなった。「今日はこんなに大勢の方に来ていただいて、しかも寒い中、待っていただいてありがとうございます。今月の14日に引退会見をさせていただきました。ですが、皆さんにはまだ直接お伝えできていないので、今日お伝えさせてください。私、阿部勇樹は今シーズンをもって引退します。長きにわたって応援してくださったファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウン、後援会、スチュワードなど浦和レッズに関わる全ての方に感謝します。ありがとうございます。そして今日この場を借りて、いろいろな方に感謝の気持ちを伝えさせてください」と切り出し、サポーターを慮りつつ、感謝の言葉を述べた。

 阿部の人柄を表すように、企業や練習場のスタッフ、これまでともに戦った選手や監督、スタッフへ丁寧に感謝の言葉を述べる。特に「その中でも西川周作、宇賀神友弥、槙野智章、シーズン途中に移籍してしまいましたが武藤雄樹、柏木陽介、関根貴大、そして興梠慎三。本当にあなたたちがいなかったら、ここまでできなかったです。ともに戦ってくれて、本当にありがとう。感謝しています」と、盟友たちの名前を挙げたときには声を詰まらせた。

  一番近くでサポートを続けた家族については、「サッカーを始めてからいろいろなところに足を運んで応援してくださった両親、本当に感謝しています。サッカーばっかやって、家のことを結構サボっていたと思います。それでもこんな俺をサポートしてくれた妻、子供たちに感謝します。ありがとうございます」と、戦う男とは少し違う表情と言葉で感謝。

 サポーターに向けては「加入した2007年、レッズフェスタで4万人が集まるという、なんだこのクラブはと正直思ったのを覚えています。それが皆さまの前に出た最初の場面だと思います。それからレッズのために戦えて、お互いに喜んだり、悲しんだり、いっぱいあったと思います。その中でも、皆さんと一緒に戦い、タイトルを取れたこと、これは僕の宝物です。皆さんの声援が、拍手が、後押しが、ピッチの上で何度も倒れそうになった僕を立ち上がらせてくれました。本当にありがとうございます」と、“闘う男”の原動力だったと続けた。

 阿部はピッチを離れ、宇賀神や槙野は退団と、新しい浦和へと移行している中になるが、「コロナの影響でなかなか満員になれず、声も出せず、皆さんも苦しい思いをしていると思います。しかし近い将来必ず、皆さんの声がここ埼玉スタジアムに響き渡ることを期待しています。浦和レッズにはその声が必要です。正直、今年入ってきた選手はまだ本当の浦和レッズの姿を見ていないと思います。皆さんが素晴らしい声援を送って、ときにはブーイングもあると思います。そういった中で浦和レッズで戦う責任、浦和レッズで戦う男とはこういうものだと、皆さんが教えてあげてほしいなと思います」と、サポーターへのお願いとともに、残る選手たちが持つべき“責任”を伝え、セレモニーを締めくくっている。

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