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イグ・ノーベル賞を受賞 京都工芸繊維大助教 村上久さん 「群れ」の謎、解き明かす /京都

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イグ・ノーベル賞を受賞した村上久・京都工芸繊維大助教=京都市左京区で2021年9月28日、千葉紀和撮影
イグ・ノーベル賞を受賞した村上久・京都工芸繊維大助教=京都市左京区で2021年9月28日、千葉紀和撮影

村上久さん(34)=京都市上京区

 ノーベル賞のパロディーで人々を笑わせ、考えさせる独創的な研究をたたえる「イグ・ノーベル賞」。歩きながらスマートフォンを操作する「歩きスマホ」が周りの歩行者に影響し、通行全体の妨げになる理由を群衆実験で明らかにした研究で、2021年の「動力学賞」に選ばれた。

 9月の受賞発表後、多くのメディアから取材を受けた。「注目はうれしいのですが、『歩きスマホの危険性』ばかり取り上げられてしまって。研究の目的や内容にも目を向けてほしい」と悩みを語る。

 今回の実験は、横断歩道のように27人ずつの集団が対面し、10メートルの道をすれ違った。歩行者は自然に複数の列を作り、スムーズに進むことができた。だが、片側の集団3人がスマホを操作しながら歩くと、全体の歩く速度が遅れ、通行の乱れが目立った。

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