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都市対抗野球2021

社会人野球日本一を決める第92回都市対抗野球大会(11月28日~12月9日)に関する特集サイトです。

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都市対抗野球・七つのトリビア

落合さんや野茂さんも苦杯 都市対抗の頂点、レジェンドも立てず

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第60回都市対抗野球大会で登板した野茂英雄さん。当時から体を大きくひねる「トルネード投法」だった=東京ドームで1989年7月撮影
第60回都市対抗野球大会で登板した野茂英雄さん。当時から体を大きくひねる「トルネード投法」だった=東京ドームで1989年7月撮影

 東京ドームで28日に開幕した社会人野球の第92回「都市対抗野球大会」(毎日新聞社、日本野球連盟主催)。この舞台から毎年多くの選手がプロの世界へと巣立っており、今大会は10月のドラフト会議で指名された14人の参戦となった。トリビアシリーズの3回目は、あのレジェンドたちでさえ苦戦を強いられ、頂点に到達できなかった都市対抗のレベルの高さにフォーカスしたい。(第3回/全7回)【土江洋範】

序盤で姿を消した大打者

 出場した3大会のうち、2大会は1回戦負けで、残りも2回戦止まり。それら4試合の個人成績は、13打数3安打で打率2割3分1厘。本塁打と打点はゼロ――。

 これは、プロ野球「ロッテオリオンズ」で3度の3冠王に輝いた落合博満さん(67)の都市対抗での戦績だ。落合さんは1974年に東京都府中市の「東芝府中」に入ると、2年後の22歳の時にチームを初めての都市対抗に導いた。だが、主砲として打棒は振るわず、2回戦敗退という悔しい結果で終えた。

 落合さんが東芝府中の選手として都市対抗に出られたのは、この1大会のみ。続く2大会は他チームの「助っ人」で、いずれも1回戦で散った。

 都市対抗には、同じ地区の予選敗退チームから選手を3人までレンタルできる「補強制度」がある。「都市として最強のチームを編成する」との狙いで50年から採用されたが、背景にはプロ野球が同年に2リーグ制を導入し…

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【都市対抗野球2021】

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