秋葉原、再開発に賛否 地権者「拙速」と懸念も /東京

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再開発計画に賛否の声がある秋葉原・外神田1丁目南部地区(中央を奥に延びる道を挟んだ両側を合わせた範囲)=千代田区で2021年11月24日午後3時42分、加藤昌平撮影
再開発計画に賛否の声がある秋葉原・外神田1丁目南部地区(中央を奥に延びる道を挟んだ両側を合わせた範囲)=千代田区で2021年11月24日午後3時42分、加藤昌平撮影

 アジア有数の電気街として知られる千代田区・秋葉原の一画で、区などが進める再開発計画を巡って賛否が分かれている。区は当初、計画に対する賛成地権者の割合を約8割としていたが、途中で約5割に変更するといった経緯もあり、開発に向けた手続きに対して「拙速でないか」との懸念の声も上がる。【加藤昌平】

 問題になっているのは、同区の「外神田1丁目南部地区」の再開発計画。JR秋葉原駅西側の神田川に沿った一画で、家電量販店のオノデン本店やエディオン秋葉原店などが並ぶ。計画では現在の建物を壊し、高さ約170メートルのオフィスビルやホテルを建設する。

 区地域まちづくり課によると、計画では神田川に沿った立地を生かして魅力ある「水辺空間」を構築し、人を呼び込むようにしたい意図があるという。神原佳弘課長は「対象地区にある建物の半数以上が新しい耐震基準をクリアしておらず、安全面という意味でも再開発する必要がある」とする。また、再開発準備組合理事長を務めるオノデンの小野一志社長は「家電の海外需要が減る中、再開発が進む他の周辺地域と同じように魅力ある街づ…

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