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ともに・共生社会めざして

東京オリンピック・パラリンピックは「共生社会の実現」への契機となりえるのか。課題を探ります。

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南スーダンの友と「走る本気」 パラ陸上選手・反町公紀さん

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南スーダンの選手と練習する反町さん(左)=前橋市で2020年2月7日、根岸基弘撮影
南スーダンの選手と練習する反町さん(左)=前橋市で2020年2月7日、根岸基弘撮影

 相手の言うことがわからなくても、思いを言葉に表せなくても、通じ合える――。パラ陸上選手の反町公紀(まさとし)さん(23)=群馬県高崎市=にとって今年の夏までの2年間は、そんな発見の日々だった。中学1年の時に交通事故に遭い、重い後遺症を負った。高校1年から陸上を始めたが、ずっとある思いを抱えていた。「一緒に走る友達がほしい」。念願の“友達”ができたのは2年前。東京オリンピック・パラリンピックに出場するためにやってきた南スーダンの選手団だった。【五十嵐朋子】

 南スーダン選手団が前橋市で長期合宿を始めたのは2019年秋のことだ。選手団といっても男女4人の選手とコーチ。反町さんが彼らと出会ったのはそれから間もない頃だった。

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