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都市対抗野球2021

社会人野球日本一を決める第92回都市対抗野球大会(11月28日~12月9日)に関する特集サイトです。

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/31 パナソニックの頼れる「兄貴」 34歳コーチ兼選手の流儀

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都市対抗近畿2次予選で奮闘したパナソニックの田中宗一郎=大阪シティ信用金庫スタジアムで2021年9月27日、木葉健二撮影
都市対抗近畿2次予選で奮闘したパナソニックの田中宗一郎=大阪シティ信用金庫スタジアムで2021年9月27日、木葉健二撮影

 11月28日開幕の第92回都市対抗野球大会。出場全32チームの魅力を担当記者が伝えます。32回連載の31回目は門真市・パナソニック。コーチ兼外野手としてチームの屋台骨を支えるベテランの奮闘に迫ります。<次回は12月1日朝公開予定>

 大阪府枚方市にあるパナソニックの練習場。フリー打撃が始まるとナインには、にわかに緊張感が走る。その視線の先でバットを握るのは入社11年目、選手最年長の田中宗一郎兼任コーチ(34)だ。

 誰よりも早く打撃ケージに入り、1球、2球と渾身(こんしん)のスイングを繰り返す。まるで若手にお手本を見せるかのような、恒例の練習だ。実はこのルーティンは、選手とコーチを兼任するための流儀だという。「お手本と言ったら、言い過ぎかもしれないけれど、僕が必死に振っていたら、若手たちも頑張らないわけにはいかないでしょう」と笑う。

 まずプレーヤーとして先頭に立ち、背中でチームメートを鼓舞する。自身の練習をきっちりこなした後にはコーチの目線に切り替え、後輩の練習を観察し、アドバイスを送る。

 「この春までは自分が前に出て行くのは控えて、黒衣に徹しようと思っていました。つい最近まで、どうやったら選手をしながらコーチとしての責任を果たせるのか、本当に悩んだんです」と明かす。

 コーチ兼任は今年で2年目となる。前回の都市対抗では10年連続出場表彰も受け、「選手としては大きな節目でした。これからは、少し…

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