- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

立憲民主党の新代表に泉健太政調会長が30日選出されたことを受け、与党内から共産党との選挙協力をけん制する声が上がった。衆院選は与党が勝利したが、来夏の参院選に向けて選挙協力への警戒感は根強い。
自民党の茂木敏充幹事長は党本部で記者団に「国会で活発な議論を交わせることを楽しみにしている」と泉新代表の選出に祝意を表す一方、今後の立憲と共産の関係については「代表選を見ていても分かりにくかった」と指摘。「ぜひ明確にしてほしい」とくぎを刺した。
10月の衆院選で立憲、共産両党は、立憲が政権を取った場合に共産が「限定的な閣外協力」をすることで合意し、選挙協力を行った。しかし、両党はいずれも公示前勢力から議席を減らし、泉氏は代表選で共産との関係を見直す可能性に言及した。公明党幹部は「これを機に関係を見直さないと立憲はなくなる」と指摘する。
この記事は有料記事です。
残り308文字(全文676文字)