六甲の杉の葉使い地ビール醸造 兵庫・甲南大生ら森林資源を活用

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杉の葉を使ったビールづくりに取り組んだ(左から)中戸正親さん、山崎正夫さんと甲南大生=神戸市東灘区で、2021年11月28日午後3時16分、木田智佳子撮影
杉の葉を使ったビールづくりに取り組んだ(左から)中戸正親さん、山崎正夫さんと甲南大生=神戸市東灘区で、2021年11月28日午後3時16分、木田智佳子撮影

 甲南大学の学生と神戸のクラフトビール醸造所などが六甲山地で採取した杉の葉を使ったビールを作った。森林資源の有効活用や地産地消を進める取り組みで、ビールはクラウドファンディング(CF)を通じて支援者に提供される。

 公共施設の内装や製品開発に六甲山の間伐材を活用する神戸市兵庫区の「シェアウッズ」代表の山崎正夫さん(51)が企画した。「神戸ウォーター布引の水」や地元産の麦を原材料に地域密着型のビール醸造をする同東灘区の「インザドアブルーイング」の中戸正親さん(50)がビール作りを担った。

 甲南大文学部社会学科の松川恭子教授のゼミ生10人も取り組みに加わった。学生らは10月下旬、六甲山で山林所有者や造園業者の協力を得て約7キロの杉の葉を採取。醸造で麦汁を沸騰させる際に杉の葉をくぐらせて、200リットルのビールを完成させた。中戸さんは「苦みを杉で表現した」とし、すっきりとした味わいに仕上がった。山崎さんは「山の資源は木材だけでなく、さまざまなものに活用できることを知ってもらう機会にな…

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