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謎多きオミクロン株 国内初確認で「流行のきっかけ」可能性

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すべての外国人の新規入国を原則禁止する措置が始まり、閑散とする国際線の到着ロビー周辺=成田空港で2021年11月30日午前9時58分、小川昌宏撮影
すべての外国人の新規入国を原則禁止する措置が始まり、閑散とする国際線の到着ロビー周辺=成田空港で2021年11月30日午前9時58分、小川昌宏撮影

 世界で感染が急拡大している新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が国内で初めて確認された。政府は国内流入をなるべく防ごうと水際対策を強化するが、専門家は市中感染が起きるのを完全に防ぐのは難しいとみる。オミクロン株は未知の部分が多いが、国内でもこれに対抗するため3回目のワクチン接種を早めるよう訴える声もある。

専門家「帰省や会食の制限、心構えを」

 「水際措置の強化と業務解析の実施強化によるモニタリングを進め、適切な感染防止対策を徹底してまいりたい」。11月28日にナミビアから入国した男性が新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染していたことを受け、松野博一官房長官は30日午後の記者会見でこう強調した。オミクロン株が国内で確認されたのは初めてで、専門家は警戒感を強めている。

 オミクロン株の感染力の強さや重症化リスクは、明確にはまだ分かっていないことが多い。それでも、海外で急拡大しており、政府は30日から全世界を対象に外国人の新規入国を原則禁止した。これまで政府の対応は「後手に回っている」と批判されてきたが、…

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