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著者インタビュー 町田そのこ『星を掬う』

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掬い取れたわずかな記憶に星のようなきらめきがあったら

◆『星を掬う』町田そのこ・著(中央公論新社/税込み1760円)

 『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞した町田そのこさんの新作は、長く離れていた母と娘の再会の物語だ。

 主人公の千鶴は、自分を捨てた母と過ごした夏の思い出をラジオに投稿する。それを聴いた恵真(えま)は千鶴に会い「さざめきハイツ」に誘う。そこには若年性認知症に罹(かか)った母・聖子がいた。

「『52ヘルツ』には母に虐待された少年が出てきます。その続編を書くとしたら、そうせざるを得なかった母の視点で書きたいと思いました。その意味で、この二作は対になっています」

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