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山大研究センター、文書偽造疑い 研究費不足、別件流用か 組合が架空請求指摘 /山形

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山形大学職員組合が偽造があったと指摘する開示文書=2021年11月26日、佐藤良一撮影
山形大学職員組合が偽造があったと指摘する開示文書=2021年11月26日、佐藤良一撮影

 米沢市の山形大有機エレクトロニクス研究センターで、研究費の「不正流用」と「文書偽造」の疑いが出ている。同大の職員組合は、大学本部と関係機関に情報開示請求を行い、入手した文書から判明したとする内容を11月18日、会見で公表した。どのような疑惑なのか。開示文書と関係者への取材から検証する。【佐藤良一】

 「懐かしいなあ。これです、僕と(元産学連携)教授が手がけた研究は」。センターの研究室がまとめた2019年度の「研究活動報告書」を開いて、今年3月に同大を退職した元研究員が指さした。そのページには「マルチノズル型全方向インクジェット印刷技術」と研究テーマが書いてある。

 委託元は、文部科学省傘下の科学技術振興機構(JST)。組合は、この研究に携わった元産学連携教授の人件費約450万円と産業用ロボットなどの設備部品費約350万円が、国土交通省傘下の国立研究開発法人「海上・港湾・航空技術研究所」が委託した別のプロジェクトを通して架空請求されたと指摘する。開示文書で分かったという。

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