特集

第101回全国高校ラグビー

第101回全国高校ラグビー大会(12月27日~1月8日)の特集ページです。

特集一覧

高校ラグビー 「背番号なし」が決めた花園 負傷離脱「1」の思い背に 熊本・初出場の専大玉名 /熊本

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
熊本県予選決勝で「背番号なし」のジャージーを着てプレーする専大玉名の古谷選手(右端)ら
熊本県予選決勝で「背番号なし」のジャージーを着てプレーする専大玉名の古谷選手(右端)ら

 試合終了間際、花園行きを決めるトライをしたのは「背番号なし」の選手だった。11月13日に熊本市であった全国高校ラグビーフットボール大会熊本県予選の決勝。創部13年目の専大玉名を初の花園出場に導いたのは、選手たちが胸に秘めた仲間とのある誓いだった。【中村園子】

 相手は花園出場28回を誇る古豪の熊本工。7―7で迎えた後半29分、専大玉名はNO8後藤桃成(とうせい)選手(3年)の突破でゴールラインまであと50センチに迫った。後藤選手が倒れてできたラックの中でわずかに空いた隙間(すきま)を見つけた選手がいた。「俺が行くしかない」。専大玉名の古谷平将(へいしょう)選手(同)がインゴールに飛び込み、決勝点を挙げた。最前線でスクラムを押す「プロップ」の古谷選手の背番号は「1」のはずだが、ジャージーの背中は空白になっていた。

 専大玉名で元々背番号1を付けていたのは、宮本翔平選手(同)だった。しかし、約2週間前の2回戦で宮本選手は首に大けがをし、救急搬送された。今シーズンのプレーは絶望的になった。

この記事は有料記事です。

残り745文字(全文1192文字)

あわせて読みたい

ニュース特集