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イラン核合意の正常化に向け、欧州諸国などを仲介役とする米国とイランの間接協議が11月29日、ウィーンで再開した。だがイランに核開発中止を求める米国に対し、イラン側は「まず米国による経済制裁解除が先」との主張を変えず、双方の溝は深いままだ。なぜ歩み寄りは難しいのか。【カイロ真野森作、ワシントン鈴木一生】
「協議参加国は全て、交渉の焦点は制裁解除であるべきだと同意した。米欧は今後、イランに新たな制裁を科さないことを保証する必要もある」。イラン代表団を率いるバゲリ外務次官は29日、ロイター通信にそう語り、これまでの主張を繰り返した。
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