12年ぶりJ1復帰の京都サンガ 育成が結実、主力は下部組織出身

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第14節の水戸戦で先制ゴールを決め、喜ぶ京都の福岡慎平選手(右上)=サンガスタジアムbyKYOCERAで2021年5月16日午後2時28分、矢倉健次撮影
第14節の水戸戦で先制ゴールを決め、喜ぶ京都の福岡慎平選手(右上)=サンガスタジアムbyKYOCERAで2021年5月16日午後2時28分、矢倉健次撮影

 サッカーJ2・京都サンガが来季から、J1へ12年ぶりの復帰を決めた。最終戦を残して昇格条件の2位以内をクリアした2021年のチームの大きな特徴は、選手育成を目的とした下部組織の出身者が主力の多くを占めていたことだ。

 昇格を決めた11月28日、アウェーの千葉戦の先発メンバーでFW宮吉拓実(29)▽DF麻田将吾(23)▽MF福岡慎平(21)▽MF川崎颯太(20)――4選手はいずれもサンガのU18(18歳以下)チームからトップチームに昇格し、プロとしてのキャリアをスタートさせた選手たちだった。リーグ終盤はケガで戦線離脱したが、開幕から34試合中33試合でフル出場したGK若原智哉選手(21)もU18出身。1996年のJリーグ参入以来、サンガで下部組織の出身選手がこれだけ多く主力を占めたのはまれだ。

 クラブに大きな愛着を持ち、哲学・方向性を肌身で知る「自前の選手」たちがトップチームで活躍し、成績を向上させるのは、Jリーグの全てのクラブに共通の目標といえる。当然、サンガもこれまで育成には力を入れてきたが、トップチームの成績低迷もあって、必ずしも思うような実績を残してきたわけではない。

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