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社会人野球の頂点を決める第92回都市対抗野球大会の最新記事です。

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廃部乗り越えミキハウス復活「ここで野球できるうれしさ」 都市対抗

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東京都(東京ガス)戦の四回、2死一、二塁のピンチで先発の藤井貴之投手(左)に声をかける八尾市(ミキハウス)の陣田匡人監督=東京ドームで2021年12月1日、前田梨里子撮影
東京都(東京ガス)戦の四回、2死一、二塁のピンチで先発の藤井貴之投手(左)に声をかける八尾市(ミキハウス)の陣田匡人監督=東京ドームで2021年12月1日、前田梨里子撮影

 第92回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)第4日の1日、ミキハウス(大阪府八尾市)が16年ぶりに東京ドームに帰ってきた。2005年に初出場した直後に廃部となり、3年前に復活したチームを率いたのは陣田匡人(まさと)監督(42)。1度目に出場した時の先発外野手だった。

 1回戦に臨んだミキハウスは東京ガス(東京都)に2―3で敗れたものの、優勝候補をあと一歩のところまで追い詰めた。16年前も初戦敗退で、悲願の初勝利はつかめなかったが、陣田さんは「選手たちはここで野球ができるうれしさを身に染みて感じたと思う」と語った。

 1995年、ミキハウス野球部は奈良県広陵町を本拠として創部。ところが不況のあおりで04年に廃部の方針が決まった。若手の主力は移籍し、陣田さんら8人だけが残った。「もし熱意が残っているなら都市対抗までは存続できるが、どうする?」。会社側から言い渡された8人は「野球をするのも最後かもしれない」と気持ちを一つにした。部員集めのため、社業に専念していたOB10人に復帰を頼み込んだ。

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