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中国取材の経験が豊富な坂東賢治専門編集委員のコラム。

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中国のアフリカ支援史=坂東賢治

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 「中国がアフリカに一大勢力圏確立へ」。今の話ではない。1970年に建設が始まった東アフリカのタンザン鉄道について伝えた73年の本紙記事の見出しである。

 英領から独立したタンザニアとザンビアを結ぶ全長1860キロ。

西側諸国が「工事不可能」「採算が取れない」と尻込みする中、全面的に協力したのが中国だった。

 資金や5万人を超える技術者、労働者を提供して75年に開通した。当時から、アフリカでの中国の影響力が将来、西欧やソ連・東欧を上回るという観測があった。

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