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アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの暫定政権で、治安維持を担う内務省のサイード・ホスティ報道官が1日、首都カブールで毎日新聞のインタビューに応じた。ホスティ氏は、2019年12月4日に東部ジャララバードで武装集団に殺害された福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師、中村哲さん(当時73歳)について「アフガンの人々を助けてもらった。非常に尊敬し、感謝している」と述べたうえで「(当時の)ガニ政権が中村さんを守るべきだった」と強調した。
中村さんは2年前の4日朝、ジャララバードの滞在先からかんがい用水事業の活動現場に車で向かう途中、武装集団に銃撃され亡くなった。今年8月にタリバンが実権を掌握するまでアフガンの情報機関「国家保安局」が捜査してきたが、全容解明には至っていない。
事件の起きたジャララバードなどでタリバンは活発に活動していたが、発生直後に関与を否定。ホスティ氏も改めて否定したうえで…
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