本州と離島結ぶ「音戸大橋」 開通から60年へ 広島・呉

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 平安時代末期に平清盛が切り開いたと伝えられる広島県呉市の海峡「音戸の瀬戸」(幅約90メートル)。本州側と倉橋島に架かる「音戸大橋」が3日、開通から60年を迎える。1961年に瀬戸内海で初めて本州側と離島を結ぶ橋として、当時としては世界に類を見ないらせんの高架橋とともに完成。それまで船で渡るしかなかった音戸の瀬戸を見下ろす生活道として住民に親しまれ、島しょ部の発展にも寄与してきた。5日には“還暦”を祝い、住民らによる式典が開かれる。

 海上部分の主橋りょうは長さ172メートル、幅6・5メートル。1000トン級の船舶航行を維持するため、桁下は23・5メートルだ。島の同市音戸町(旧音戸町)側には、音戸大橋の特徴の一つ、半径24メートルで「2周半」する形の長さ432メートルのらせん高架橋が続く。本州の呉市警固屋側では長さ580メートルの「の」の字形のループ道路とつながる。

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