「消えた村」の記憶たち 奥丹生谷7集落の写真展 元市助役・吉田さん撮影200枚 長浜であすから /滋賀

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奥丹生谷の離村7集落を撮り続ける吉田一郎さん=長浜市国友町で2021年12月1日午後0時32分、長谷川隆広撮影
奥丹生谷の離村7集落を撮り続ける吉田一郎さん=長浜市国友町で2021年12月1日午後0時32分、長谷川隆広撮影

 地図から消えた湖北の村を思い起こして――。丹生(にう)ダム建設計画などで集団離村した旧余呉町7集落の在りし日々を切り取った写真展「琵琶湖源流の美と暮らし」が4日、長浜市北船町のえきまちテラス長浜で始まる。元長浜市助役の吉田一郎さん(79)=同市国友町=が1969年から95年まで四半世紀にわたって撮りためた約10万枚から厳選した200枚を展示する。同市余呉町菅並で開いた同展が好評だったため、追加開催を決めた。【長谷川隆広】

 高時川源流・奥丹生谷では、ガスの普及とともに生業だった木炭生産が激減し、69年から71年にかけて生活に困った奥川並、針川、尾羽梨の3集落が離村。72年に丹生ダム建設計画(2016年7月に中止決定)が具体化し、1995年に半明、小原、田戸、鷲見の4集落も集団移住した。

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