国交省、車両への防犯カメラ設置義務化検討へ 襲撃事件再発防止

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国土交通省が入る中央合同庁舎第3号館=本橋和夫撮影
国土交通省が入る中央合同庁舎第3号館=本橋和夫撮影

 東京都調布市内を走行していた京王線車内で10月に乗客が襲撃された事件を受け、国土交通省は3日、鉄道会社が新たに導入する車両に防犯カメラを設置するよう義務づける検討を進めることを明らかにした。鉄道事業者との意見交換を踏まえてまとめた同種事件の再発防止策の一環。

 京王線の事件では、防犯カメラは車内に設置されていなかったため、京王電鉄は状況の把握に時間がかかったとされている。国交省は被害を最小限に抑えるためには、車内の状況を迅速に把握する必要があると判断。鉄道会社が今後新…

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