志賀高原 進駐軍がスキーリフト建設強要 住民締め出しの悲哀
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太平洋戦争に勝ち、日本に進駐した米軍は1946年10月、隊員の保養のため接収した長野県の志賀高原にスキー場と、まだ日本になかったリフトの建設を日本側に要求した。同時期に札幌市に造らせたものと共に国内初の設置と言われる。だが、場内への日本人の立ち入りは禁止。地域住民は米兵が楽々と上り、楽しげに滑り降りる姿を見ているしかなく、敗戦国の立場を思い知らされた。
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