「組」はタカラヅカの要 花組・月組誕生100周年 メンバー固定でスター輩出

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「The Fascination!」で華やかに歌い踊る柚香光さん(前列中央)ら=兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で11月、菱田諭士撮影
「The Fascination!」で華やかに歌い踊る柚香光さん(前列中央)ら=兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で11月、菱田諭士撮影

 宝塚歌劇団で最も古い花組と月組が誕生して2021年で100周年となった。ミュージカルでは作品ごとに出演者を決めるのが一般的で、劇団員をグループに分けてメンバーを固定する「組制度」のスタイルは他にない。宝塚大劇場の元総支配人、森下信雄さんは組制度を「今のタカラヅカの成功を導いた要因の一つ」とみている。さらに、アイドルをブレークさせるために現代でも使う仕掛けを先取りしていたという。

 そもそも、組制度とはどういうものなのか。宝塚歌劇団は花、月、雪、星、宙(そら)の5組と、ベテラン集団の専科からなる。この並びは、それぞれの組が誕生した順番だ。1914年の初公演の時、団員は約20人の小所帯だったが、少しずつ人気が出て、劇場を増やした21年に花、月組に分けた。その後も東京宝塚劇場を作ったり、公演の回数を増やしたりしたタイミングで組が新たにでき、98年に宙組が誕生して現在の5組になっ…

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