大阪地裁が調書誤記載 高裁が「口頭弁論が非公開だった」と判決取り消し

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大阪地裁=大阪市北区で、曽根田和久撮影
大阪地裁=大阪市北区で、曽根田和久撮影

 大阪地裁で判決が言い渡された民事裁判について、最終の口頭弁論を公開せずに審理を結審させたとして、控訴審の大阪高裁が1審判決を取り消し、審理を地裁に差し戻したことが明らかになった。憲法は裁判を公開の法廷で開くことを定めており、高裁は「公開法廷の原則に反する重大な違反」と判断した。地裁によると、実際には弁論は傍聴できる状態だったが、訴訟の経緯を残す調書に誤って非公開を示す文言が記載されていたという。

 また、誤記載は地裁判決後に内部の指摘で発覚したにもかかわらず放置され、高裁にこの調書が提出されていたことも判明。地裁は訴訟関係者に謝罪した。

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