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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生。災害関連死を含む27人が犠牲、1人が行方不明に。

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殺人容疑の告訴状受理 熱海署 遺族「悪質性許せない」 中止要請無視し、土砂搬入か /静岡

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殺人容疑の告訴状が熱海署に受理された後、取材に応じる弁護団共同代表の加藤博太郎弁護士(右から3番目)と遺族ら=静岡県熱海市で2021年12月6日、深野麟之介撮影
殺人容疑の告訴状が熱海署に受理された後、取材に応じる弁護団共同代表の加藤博太郎弁護士(右から3番目)と遺族ら=静岡県熱海市で2021年12月6日、深野麟之介撮影

 熱海市伊豆山で7月に発生した土石流災害で、熱海署は6日、遺族が出した土石流の起点となった盛り土付近の土地の前・現所有者に対する殺人容疑での告訴状を受理した。県警はすでに受理していた両者に対する業務上過失致死容疑などでの刑事告訴と合わせて捜査を進め、立件の可否を判断する。【深野麟之介】

 遺族5人が告訴。両者は盛り土の崩壊で住民が死亡してもやむを得ないという「未必の故意」があったとして、11月に熱海署に告訴状を提出した。土石流災害の刑事責任の追及については、別の遺族1人が8月、前所有者を業務上過失致死容疑、現所有者を重過失致死容疑で告訴。県警が10月、両者の関係先を家宅捜索し…

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