川辺川ダム、旧計画と同規模で建設 国交省と熊本県が2村に説明

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熊本県五木村の水没予定地周辺。旧民主党政権によるダム計画中止後、宿泊施設などが整備された=2021年12月7日午後0時42分、吉川雄策撮影
熊本県五木村の水没予定地周辺。旧民主党政権によるダム計画中止後、宿泊施設などが整備された=2021年12月7日午後0時42分、吉川雄策撮影

 2020年7月の九州豪雨で氾濫した熊本県の球磨川の治水対策として、国土交通省が最大の支流・川辺川に建設すると決めた流水型のダムについて、同省は7日、旧民主党政権が09年に中止した計画と同規模で、旧計画と同じ場所に建設する方針を地元に伝えた。新たなダム建設の決定後、国が予定地や規模を正式に示すのは初めて。

 国交省九州地方整備局の藤巻浩之局長と蒲島郁夫知事が、建設予定地の熊本県相良(さがら)村と、貯水時に水没する上流の同県五木村を訪れ、村長と村議会議長らに説明した。

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