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テレビ局のアナウンサーが独立してフリーランスになることについては、私が局アナだった約30年前と現在とでは取り巻く環境も違い、考え方もシビアになりました。
かつて同僚とは「フリー3倍の法則」とかなんとか言って、当時の給料の3倍のギャラが保証されなければ社員でいるべきだなどとうそぶき、バブル時代に恩恵を受けた人間の性(さが)か往々にして最後はいつもお金もうけの話に。けれどそれも今は昔。テレビが楽しいおもちゃ箱で、その中でずっと暮らせるという幻想は消えました。
ただ考えてみれば本来永遠に安泰な会社などありませんから、かつてが恵まれすぎていたのかもしれません。
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