若者の低投票率、選挙報道のあり方……3年生記者が考えた

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模擬投票を体験する生徒たち=岡山市北区南方の岡山商科大付属高校で2021年11月10日午後2時29分、松室花実撮影
模擬投票を体験する生徒たち=岡山市北区南方の岡山商科大付属高校で2021年11月10日午後2時29分、松室花実撮影

 これが選挙の本当の姿なのか……。入社3年目の記者(25)は今秋、初めて選挙取材を経験し、その裏側を知って驚くことばかりだった。選挙期間中、候補者は朝から晩まで声を張り上げて街頭演説をしているが、事務所に残ったスタッフはあらゆる人脈を頼りに電話をかけまくり、地道に支持を求めている。事務所には企業や団体関係者が頻繁に出入りし、幹部スタッフと綿密に打ち合わせを重ねている。日々、事務所に通ううち、次第に候補者とその周りに集まる人々の背景が見えてきた。

 一方、こうしたことがこれまで、学校の授業や報道でほとんど知らされてこなかったことに疑問を持った。若者の低投票率がよくニュースになっているが、そもそも私と同世代や10代の有権者はどのように候補者を選ぶのだろう。選挙について高校生に教える出前授業を取材してみると、政治に対する高校生の本音が聞こえてきた。

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