原油高、値上げの冬 カニ、ケーキ…「これからなのに」

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東京ドームシティで始まった恒例のイルミネーション=東京都文京区で2021年12月6日
東京ドームシティで始まった恒例のイルミネーション=東京都文京区で2021年12月6日

 原油価格の高騰が冬の風物詩に影を落としている。洋菓子店はクリスマスを前にケーキの値上げを余儀なくされ、年末年始の食卓を飾る数の子やカニも割高に。銭湯や商業施設のイルミネーションも出費がかさむなど、影響は身近なところに広がっている。

 「材料の多くが値上がりしている。まとめて仕入れるなど努力してきたが、もう限界だ」。東京・銀座に本店のある銀座近江屋洋菓子店。シェフパティシエの久田言則さん(53)はこう漏らす。

 新型コロナウイルスで客足が落ち、打撃を受けた。クリスマスシーズンは書き入れ時と期待したが、小麦粉や砂糖、生クリーム、冷凍フルーツなどの海外からの輸送費が上がり原材料費が上昇。12月から店内のケーキを数十円~200円程度値上げせざるを得なかった。

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