君が代不起立で再任用拒否 大阪府立高の元教諭が高裁で逆転勝訴

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大阪高裁の判決を受け、記者会見する大阪府立高校元教諭の梅原聡さん=大阪市北区で2021年12月9日午後1時45分、松本紫帆撮影
大阪高裁の判決を受け、記者会見する大阪府立高校元教諭の梅原聡さん=大阪市北区で2021年12月9日午後1時45分、松本紫帆撮影

 君が代を起立して斉唱しなかったことを理由に退職後の再任用を拒否されたのは違法だとして、大阪府立高校の元教諭の男性(65)が府に約550万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は9日、男性の訴えを退けた1審・大阪地裁判決を変更し、府に約315万円の賠償を命じた。本多久美子裁判長は、府教委の審査について「裁量権の逸脱にあたり違法だ」と判断した。

 判決によると、元教諭の梅原聡さんは定年退職前の2017年、勤務先の校長から国歌の起立斉唱に従うか確認され、「答えられない」と回答。梅原さんが過去に2回、卒業式での起立斉唱を拒んで戒告処分を受けたことも踏まえ、府教委は「職務命令や規範に従う意識が希薄」として再任用しなかった。

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