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越智貴雄さん(写真家)

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沖縄県大宜見村で個人合宿を続けたパラカヌーの瀬立モニカ選手(右)を取材する越智貴雄さん(手前左)=2020年3月20日、越智さん提供
沖縄県大宜見村で個人合宿を続けたパラカヌーの瀬立モニカ選手(右)を取材する越智貴雄さん(手前左)=2020年3月20日、越智さん提供

「暗いイメージ」の偏見の壁を破る

 パラスポーツ取材の現場で、ほぼ必ず会う写真家がいる。越智貴雄さん(42)だ。選手の躍動感や競技の美しさを引き出す「パラスポーツ写真家」として撮影、執筆、テレビ出演と忙しい越智さんが、初めてパラを取材したのは大阪芸大在学中の2000年。新聞社の依頼で、シドニー五輪・パラに赴いた。だが、実は「風景写真家になりたかった」と振り返る。

 転機は、大学時代のゼミだ。卒業に必要な単位を取るために、ゼミを二つ選ぶ必要があった。一つは、将来目指す道の「風景」ゼミ。もう一つに迷ったが、同級生で親友の幾島健太郎・現毎日新聞写真記者に誘われ、報道ゼミに入った。指導する原見政男教授(当時、毎日新聞大阪本社元写真部長)から「五輪はすごい。世の中を変える力がある」と何度も聞き、大学を休学してシドニーへ行った。

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