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災害時も視野、一時拠点に 職員ら訓練、ドライバー確保へ
岡山大学病院(岡山市北区鹿田町)が8月、人工心肺装置「ECMO(エクモ)」などを搭載できる大型の救急搬送車「ドクターカー」1台を配備した。医師らが乗り込み、病院までの搬送中に治療する。同病院によると、こうした大型ドクターカーは全国に10台ほどしかなく、中四国地方では初めての導入という。2022年春の本格運用を目指しており、循環器、呼吸器系の重症患者、事故被害者などの広域搬送に期待が持たれる。配備の経緯、意義を聞いた。【堤浩一郎】
ドクターカーは、いすゞ自動車製のトラック「エルフ」を改造。全長約6・1メートル、幅約2・1メートル、高さ約2・9メートルで、救急車より一回り大きい。患者の状況に応じ、ECMO、人工呼吸器、自動体外式除細動器(AED)、心電図などのモニター類を積み込む。
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