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見つめ続ける・大震災 ここに祭りがあった 写真が伝える熱気 福島・浪江

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2021年 ●野神社の参道に立つ小松修一郎さん=福島県浪江町請戸で2021年11月17日、小出洋平撮影(●はくさかんむりに召)
2021年 ●野神社の参道に立つ小松修一郎さん=福島県浪江町請戸で2021年11月17日、小出洋平撮影(●はくさかんむりに召)

 福島県浪江町請戸(うけど)。2010年国勢調査によると、請戸の人口は352世帯1223人。21年10月31日現在は、38人が暮らす。

 古くから漁業が盛んなこの地域には、漁の安全と豊漁を祈願する安(あん)波(ば)祭がおよそ300年前の江戸時代から伝わる。地元では「安波さま」と敬意を込めて呼ぶ。

 同県南相馬市の郷土写真家の大槻明生さん(87)は、「地域の記録として役に立つ写真」を心掛け、同市内の石仏や駅、橋から同県沿岸地域の祭礼を長年撮影している。

 大槻さんが10年2月21日の日曜日に撮影した安波祭の写真には、私が以前取材した請戸の漁師たちが何人も写っていた。当日の天気は晴れ、祭りがあった時間帯の気温は5度前後だった。

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