「宴会需要、完全にストップ」日本経済に迫るオミクロン株の暗雲

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飲食店が並ぶJR神田駅周辺。平日午後7時過ぎは駅に向かう人が多く、空席が目立つ居酒屋も多かった=東京都千代田区で2021年12月9日午後7時17分、竹地広憲撮影
飲食店が並ぶJR神田駅周辺。平日午後7時過ぎは駅に向かう人が多く、空席が目立つ居酒屋も多かった=東京都千代田区で2021年12月9日午後7時17分、竹地広憲撮影

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が9月末で解除され、回復しつつあった日本経済。しかし、ここに来て新たな変異株「オミクロン株」に対する懸念が急拡大し、さまざまな業界を揺さぶり始めている。企業の景況感は再び沈んでしまうのか。【竹地広憲、釣田祐喜、加藤美穂子、松山文音】

干上がる宴会需要

 「オミクロン株のニュースが出ると同時に、宴会需要は完全にストップした」。外食チェーン大手ワタミの渡辺美樹会長は8日、東京都内で開いた記者会見で、吹き始めた「逆風」に顔を曇らせた。

 同社によると、緊急事態宣言の解除後、10月25日から全店舗が営業を再開したが、居酒屋事業の売り上げはコロナ前の5割程度にとどまっているという。渡辺会長は…

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