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「唾液に柿渋 重症化と感染抑制」 新型コロナ ハムスター実験

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柿から抽出した柿タンニンの粉末=奈良県橿原市の県立医大で2020年9月15日午後0時32分、姜弘修撮影
柿から抽出した柿タンニンの粉末=奈良県橿原市の県立医大で2020年9月15日午後0時32分、姜弘修撮影

 奈良県立医大(橿原市)の研究グループは13日、柿から抽出した柿タンニン(柿渋)が唾液中に含まれていると、新型コロナウイルスに感染しても重症化しにくく、感染抑制効果もあることを、ハムスターの実験で確かめたと発表した。8日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」電子版に掲載された。【久保聡】

 実験したのは、伊藤利洋教授(免疫学)と矢野寿一教授(微生物感染症学)らのグループ。高純度に抽出した柿タンニンを口腔(こうくう)内に投与したハムスターと、非投与のハムスターをそれぞれ新型コロナウイルスに感染させ、3日後の状態を観…

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