特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

ファイザーに送った桜の写真 河野太郎氏、明かすワクチン争奪戦

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ワクチン政策について語る自民党の河野太郎広報本部長=東京都千代田区で2021年11月22日、梅村直承撮影
ワクチン政策について語る自民党の河野太郎広報本部長=東京都千代田区で2021年11月22日、梅村直承撮影

 国内で新型コロナウイルスワクチンの2回接種完了者は人口の約8割に達し、3回目の追加接種も今月始まった。今でこそ主要7カ国(G7)でトップの接種率となったが、この間、ワクチン供給は綱渡りの連続だった。ワクチン接種事業の舞台裏で何があったのか。交渉役を担った河野太郎・前行政改革担当相に聞いた。【聞き手・横田愛】

ファイザー責任者と連日やりとり

――供給契約では当初、どこまで合意できていたのですか。

 対外秘なので明らかにできないが、一言で言えば大枠だ。世界的な争奪戦の中で、いつ何回分の供給を受けるかは決まっておらず、どの飛行機で日本まで空輸するかを含め、担当相就任後は延々と交渉をやってきた。ファイザー本社の責任者とは連日、電話やメールで直接やりとりした。日本在住の経験のある人で「(東京の)目黒川の桜が咲いた」と写真を送り…

この記事は有料記事です。

残り1614文字(全文1975文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集