広がるオーガニック給食の原点 ある母親の「違和感」と「願い」

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交流を続ける地元農家の農園で有機ニンジンを収穫する副島美貴さん=本人提供
交流を続ける地元農家の農園で有機ニンジンを収穫する副島美貴さん=本人提供

 有機農産物を取り入れた「オーガニック給食」導入の動きが愛知県内で加速している。その動きを巻き起こしたのは、10年ほど前、あま市の一人の母親が抱いた「子どもに安心安全な食べ物を」という願いだった。その願いは全国の母親たちを巻き込む大きなうねりとなって行政を動かすに至った。【藤顕一郎】

 「食育の日」の11月19日。前後して初の有機食材を提供したのは、政令市初の取り組みとして給食に有機バナナを取り込んだ名古屋市と、地元産のニンジンをあえ物にしたあま市だ。

 同市で、中学生2人、小学生1人の息子を育てる主婦、副島美貴さん(48)。全国40の母親グループが名を連ねる「ナチュラルスクールランチアクション(NSLA)」の代表を務める。オーガニック給食導入の立役者だ。

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