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ヘイト認定、氏名公表 条例基づき4例目 大阪市 /大阪

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 在日韓国・朝鮮人に対して差別的な内容が書かれたチラシを配ったとして、大阪市は14日、市ヘイトスピーチ抑止条例に基づき、政治団体「朝鮮人のいない日本を目指す会」代表の川東大了氏の氏名を公表した。2016年の条例制定以降、氏名や団体名が公表されるのは4例目。川東氏は19年12月に条例初のケースとして氏名を公表されており、今回で2度目になる。

 市によると、川東氏は18年12月、同市生野区鶴橋の住宅街で、在日韓国・朝鮮人を中傷する内容が書かれたチラシを少なくとも27枚、戸別配布した。川東氏は16年9月にJR鶴橋駅周辺で差別発言を繰り返す街宣活動を行ったとして、19年にも氏名を公表されている。市ヘイトスピーチ審査会の矢倉昌子会長は「戸別配布は在日韓国・朝鮮人の方々に自宅ですら安全地帯ではなく、いつ何時平穏な生活が脅かされるかもしれないとい…

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