欧州引き締め、BOE利上げ インフレ退治優先、スタグフレの懸念

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英国の中央銀行、イングランド銀行(左)などが集まる国際金融街シティー=ロンドンで2021年5月12日午後1時21分、横山三加子撮影
英国の中央銀行、イングランド銀行(左)などが集まる国際金融街シティー=ロンドンで2021年5月12日午後1時21分、横山三加子撮影

 米国に続き、欧州も金融引き締めにかじを切った。欧州中央銀行(ECB)は16日、来春以降の資産買い入れ規模の縮小を決め、英国の中央銀行、イングランド銀行(BOE)も同日、主要先進国では初となる利上げに踏み切った。経済には今なお新型コロナウイルス禍の傷が残るものの、米国と同様、足元で進むインフレの退治を優先した格好だ。

 ECBが2020年3月に導入した新型コロナ対応の資産買い入れは、感染の長期化に伴って規模拡大や買い入れ期間を延長してきた。現在の買い入れ枠は1兆8500億ユーロ(約240兆円)で、11月末までに約1兆5000億ユーロの買い入れを実施。足元では月700億ユーロ程度のペースだが、この日の決定では、…

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