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新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が世界各地で広がっている。各国とも自国内の感染爆発を防ごうと、水際対策やワクチンの追加接種に躍起だ。しかし、そうした中で見過ごされがちなのが、先進国と途上国の「ワクチン格差」。専門家は、この格差こそが新たな変異株を生む土壌であり、解消しない限りウイルスとのいたちごっこは終わらないと訴える。
英メディアによると、オミクロン株は11月11日に南アフリカの隣国ボツワナで最初に確認された。一方、欧州ではアフリカへの渡航歴がない人からもオミクロン株が検出されており、どこでこの株が生まれたかは不明だ。南アで検出された時期よりも早く、各国に拡散していた可能性もある。
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