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日本生産性本部が17日発表した2020年の労働生産性の国際比較によると、日本は経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国のうち23位だった。前年から二つ順位を落とし、比較可能な1970年以降で最も低かった。新型コロナウイルス禍で経済が大幅に縮小した中、雇用調整助成金などにより雇用維持を重視したことが生産性を下押しした。
生産性は1人の労働者が一定の時間でどれだけのモノやサービスを生み出すかを示す。日本の1時間当たりの生産性は49・5ドル(5086円)と、首位アイルランドの約4割、7位米国の約6割の水準。主要7カ国(G7)中では70年以降最下位が続いている。
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