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山形県山辺町の金属加工業「ヒカルマシナリー」(會田智巳社長)が、日本の製造業を支える町工場の技を生かした独自商品で注目されている。今月には、切削加工した金属をペン立てや一輪挿し、ペーパーウエートなどに組み替えられる文具「TSUMIKI Pen Stand」の販売を開始。従来の企業間取引ではない個人向け商品で、町工場のイメージ向上や販路開拓に挑む。【横田信行】
同社は1995年創業。自動車関連など県内を中心に受注し、生産設備に組み込む部品の加工を手掛けている。従業員数8人の町工場で、独自製品の開発を主導したのは、社長の長男、悠城さん(28)。きっかけは2020年7月に起きた県内の豪雨災害だった。
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