CNF活用し蓄光タイル 特殊装置不要で実用化へ 愛媛

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左から粒の直径0・5ミリ、0・16ミリの蓄光顔料=愛媛県産業技術研究所提供
左から粒の直径0・5ミリ、0・16ミリの蓄光顔料=愛媛県産業技術研究所提供

 昼間の紫外線を蓄え、暗い時に光る「蓄光顔料」を使い、輝度の高いタイルを作製する技法ができた。開発した愛媛県産業技術研究所の中村健治・主任研究員(50)によると、決め手となったのは、新しい繊維素材として注目されるセルロースナノファイバー(CNF)。特殊な装置を使わないことから、砥部焼などの手作り陶磁器産地でも野外標識製造などに実用化できるメリットがある。

 蓄光顔料は粒が大きければ大きいほどよく光る。写真のように粒の直径0・5ミリと0・16ミリを比べると、0・5ミリの方が明るい利点がある。一方で粒が大きくなると水になじみにくい(沈殿する)という問題点があり、塗料には向かなかった。

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