宇宙ノオンセン県…大分が新戦略 宇宙人と自己申告すれば特典

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 「おんせん県おおいた」をPRする大分県が、宇宙をテーマにした新たなシティープロモーション「宇宙ノオンセン県オオイタ」を始めた。米企業と提携して計画する大分空港の水平型ロケットの打ち上げ拠点(宇宙港)化の取り組みと連動し、その魅力を内外へアピールする。

 日田市の「みくまホテル」には16日、「歓迎 宇宙人御一行様」と書かれた看板が出された。現れたのは、つり上がった目、卵形の頭をした「宇宙人U(ゆー)」。速足で歩く先はトイレの前。「宇宙人の男性」を意味するピクトグラム(絵文字)を確認し、安心した様子で中に入った――。

 この日、報道関係者に公開されたプロモーションの一幕だ。Uは「湯」から名付けられた呼び名で、星巡りをする途中で大分に立ち寄ったという設定だ。PR用のポスターは、日本語と宇宙語の両方を用意した。

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