捨てるエアバッグあれば…洋服に再生 業者とデザイナーがタッグ
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自動車リサイクル業「西川商会」(鳥取市湖山町東3)が鳥取県出身でファッションデザイナーの川西遼平さんとタッグを組み、エアバッグを再利用した洋服を完成させた。持続可能な商品の開発を目指し、これまで有効活用されてこなかった廃品に光を当てた。18~25日、セレクトショップ「BINGOYA SUPER SHOP鳥取店」(鳥取市賀露町)で受注会を開く。
自動車部品の99%はリサイクル可能とされるが、エアバッグの大部分は焼却施設で利用される助燃剤に加工されている。西川商会に解体のため持ち込まれた車のほとんどに手つかずで装着されたままになっており、耐久性に優れたナイロン素材を生かした再利用ができないかを検討していた。約3年前、米ニューヨークなどで活躍した川西さんにファッションとして通用する洋服の制作を働きかけていた。
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