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新型コロナウイルス感染症の無症状や軽症の患者を受け入れる、府の宿泊療養施設が報道関係者に公開された。施設3カ所(計1126室)は感染状況が落ち着いていることもあり、12月上旬には入所者が一時ゼロに。ただ、中旬からは変異株「オミクロン株」陽性者の濃厚接触者を対象にした入所が1カ所で始まり、17日現在で33人が入所するなど、懸念される「第6波」に備えている。【矢倉健次】
施設の一つ「ホテルヴィスキオ京都」(京都市南区)は5フロア計270室が入所者用で、看護師約10人が24時間常駐する。入所者は原則、部屋のあるフロアのエレベーターホール近くの棚に置かれた、部屋番号を記したカゴに入れられる弁当を1日3回取りに行く以外、部屋から出られない。入所者エリアは厳格に分けられ、関係者は防護服を着て入り、退出時は緩衝エリアの部屋で指導を受けながら服を脱ぐなど感染対策を徹底してい…
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