新設サイバー隊「国際捜査を推進」 警察庁有識者懇が提言

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
コンピューターウイルス「Emotet(エモテット)」の国際共同オペレーションを公表したユーロポールのウェブサイト
コンピューターウイルス「Emotet(エモテット)」の国際共同オペレーションを公表したユーロポールのウェブサイト

 警察庁の有識者懇談会は17日、2022年度の新設が検討されている警察庁の専門部隊「サイバー隊」の役割について「国の捜査機関として前面に立ち、戦略的に国際捜査を推進する」と提言する報告書をまとめた。警察庁はサイバー隊に、国境をまたぐサイバー攻撃などの捜査に他国と協力して取り組ませる方針だ。

 懇談会は21年9月からサイバー犯罪への対応について協議を続けてきた。

 サイバー捜査では各国との連携が不可欠とされる。それぞれの捜査機関が国ごとに捜査しても、国外のサーバーから攻撃を受けることが多く、全体像の把握が難しいからだ。そのため、近年は各国が情報を持ち寄り、国際共同オペレーションで捜査を進める動きが活発化している。一方、日本では逮捕など執行権限は都道府県警察が持ち、サイバーなどの国際捜査に継続的に取り組む国の専門捜査部隊が未整備だった。

この記事は有料記事です。

残り932文字(全文1301文字)

あわせて読みたい

ニュース特集