瀬戸康史主演、舞台「彼女を笑う人がいても」 生きる道、体当たりで

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 <土曜カルチャー>

 福岡県嘉麻市出身の俳優、瀬戸康史が主役を務める舞台「彼女を笑う人がいても」(瀬戸山美咲作、栗山民也演出)が22日、福岡市中央区の市民会館大ホールで上演される。日本を代表する演劇人と進境著しい社会派の劇作家がタッグを組んだ意欲作だ。福岡公演に先立ち、東京であった公開稽古(けいこ)を鑑賞した。

 物語は2021年と、安保闘争に揺れる1960年を行き来しながら進む。主人公は新聞記者、伊知哉(瀬戸)。入社以来続けてきた東日本大震災の被災者家族の取材が、配置転換によりできなくなる。記者としての進退に悩む伊知哉は、祖父・吾郎(瀬戸の2役)が残した取材ノートを手にする。吾郎もまた新聞記者だったが、60年安保闘争直後に辞め、タクシー運転手になった。なぜ、記者を辞めたのか。祖父の軌跡をたどり、その姿に…

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