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「うんまか深海魚ございます」。こんな売り文句を掲げたポスターを鹿児島県内のあちこちで見かけるようになった。「深海魚がおいしい?」。恐る恐る居酒屋ののれんをくぐってみた。【足立旬子】
ボウズコンニャク、キュウシュウヒゲ、マルヒウチダイ――。11月上旬、JR鹿児島中央駅近くの居酒屋「半魚人」(鹿児島市)で、水野綾美店長(39)がこの日に仕入れた深海魚を並べてくれた。ギョロリとした大きな目玉に大きな口。水野さんは「見た目はいかついけど、おいしいですよ」と自信ありげだ。
さっそく、ボウズコンニャクとキュウシュウヒゲを唐揚げにしてもらう。ポン酢と薬味をつけて、頭からかぶりつく。いずれも白身でくせがなく美味だった。他にも角が針のようにとがったピンクのヒメアマエビは、頭を取って野菜と一緒にかき揚げに。甘みがありゴボウとマッチして香ばしい。
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