台湾住民投票 米の豚肉禁輸、不成立 蔡氏、難局打開

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国民党が主導したデモ。住民投票で、成長促進剤を飼料に使った米国産豚肉の禁輸に賛成するよう訴えた=台北市中正区で12日
国民党が主導したデモ。住民投票で、成長促進剤を飼料に使った米国産豚肉の禁輸に賛成するよう訴えた=台北市中正区で12日

 台湾で18日、成長促進剤を飼料に使った米国産豚肉について禁輸の賛否を問うなど4件の住民投票が実施され、いずれも反対多数で不成立となった。4件の住民投票を主導した最大野党・国民党の朱立倫主席は、蔡英文政権の政策が支持されたことについて「党主席としておわびしたい」と述べた。投票結果には法的拘束力がある。蔡政権は1月に米国産豚肉の輸入を解禁しており、再禁輸となれば対米関係への打撃は必至だった。蔡政権は難局を乗り切り、引き続き米国との関係強化を図る。

 蔡氏は「台湾の人々が参加したことに感謝したい。住民投票は勝ち負けではない」と強調した。米国産豚肉の禁輸については反対413万票、賛成393万票だった。投票率は41・09%。

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