金正恩体制10年、途切れた日朝間のルート 対話の糸口つかめず

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北朝鮮の金正恩総書記=2021年1月14日撮影、朝鮮中央通信配信・AP
北朝鮮の金正恩総書記=2021年1月14日撮影、朝鮮中央通信配信・AP

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記が、父金正日(キムジョンイル)党総書記の死去に伴い、軍最高司令官に就任してから30日で10年を迎える。

 日朝両政府は2014年、北朝鮮による日本人拉致被害者の再調査と、日本の独自制裁の一部解除を柱とする「ストックホルム合意」を結び、日朝関係は一定の前進を見せた。しかし再調査の報告をめぐって折り合えないうちに、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を強行し、合意は死文化。金正恩氏が首脳外交に乗り出すと日本側も秋波を送ったが、対話の糸口はつかめないままだ。

 岸田文雄首相は12月6日の所信表明演説で、…

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